忍者ブログ
まったりブログ



[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ミステリーYA!/理論社
著/田中芳樹



久々にラノベ以外……といっても、装丁が違うだけでラノベ的なお話ですが。
田中芳樹先生の著者買いでした。
19世紀のイギリスを舞台に、実在した人物(有名人!)とオリジナルキャラクターを巧みに織り交ぜて書かれたファンタジックなミステリーです。

読んでみて思ったのは、薬師寺涼子の怪奇事件簿傾向のお話だな、と。でも、お涼様シリーズよりは読者の推理(というか予想?)が報われると思います。
読みやすい文体と、なによりアンデルセン先生が可愛いので、全編に渡って楽しめました(笑)
3部作の第1弾らしいのですが、これ以降も買ってみようかな、と思います。
2部以降にもアンデルセン先生が出るなら買い決定なんだけどな…。
PR

ガガガ文庫
著/深見真
挿絵/Rebis


新規創設されたガガガ文庫第一弾の1つ。
深見先生作品のヤングガン・カルナバルが超好きだったのでアマゾンさんで著者買いしてみました。開封してみて「通販は正解」と痛感。この表紙は……ちょっとレジに持っていけない。特に顔と名前を知られた元バイト先では……そんな感じ。
挿絵は好き嫌いが分かれそうですが、私はマッチョお姉さまもいけるのでこれはこれで。カラーは色の塗りなど生々しいですがモノクロは結構可愛い感じ。

内容は、後書きによると「性と暴力の世界+香港映画&武侠小説のノリ」だそうで、実際そんな感じかなあと。
深見先生の文章は割と淡白だと思うのですが、今回は展開のホットさとのギャップがあった感じ。ヤングガン~の時にはそれほど気にならなかったのですが、どうしてかなぁ。性描写が多いせいかも。

何が何やらといううちに最後まで引っ張られてしまいました。傑作かといわれると首を傾げますが(少なくともヤングガン~のほうが好き)、続編が出ると聞けば買うだろうというまた微妙な感じ。だって明らかに「続く」雰囲気が!
コレが既に深見先生の術中なのかもしれません(笑)
ヤングガン~も武林クロスロードも、続巻が待ち遠しいです。

電撃文庫
著/有川浩
挿絵/昭次


狼と香辛料第一巻の巻末に広告が載っていたのを見て気になっていたんですが、書店においてあるのを見かけてつい手を伸ばしちゃいました。
ほんとは同じ作者さんの海の中とか図書館戦争が読みたかったんですけど、ハードカバーは高い高い。文庫になるまで待とうと思います。

そんでもって塩の街。予備知識無しに読み始めたのですが、ぐんぐん引き込まれてしまいました。
遼一と海月の話は切ない…!くらげということには全力で目を瞑ります(笑)
"塩害"ってそういう意味だったんだ、って初めて明示されるシーンとしては最高に衝撃的かも。それに続くトモヤの話も、真奈の過去も、流れがすごく力があって引っ張られる感じ。
文体も読みやすいと思います。
滅びゆく世界、無力感が溢れて物悲しくて遣る瀬無くて、そんな雰囲気がちょっと最終兵器彼女を思わせました。

秋庭さんはすっげぇいい男だと思う。真奈ちゃんには女として憧れます。恋がしたくなる話……かなぁ。
ちなみに入江はずるい。絶対ずるい。こういう男大好きだよバカヤロー!二次元ですけどね、三次元に実在したら迷惑極まりないですけどね、口調といい性格といい、悔しいことにとても好みです。

ちなみに挿絵の絵柄は正直あんまり好みではないです。どことなくエロゲとかBLゲを思わせる絵柄。でも155ページの挿絵にはキュンとした。この鬼畜笑顔め!(笑)

ああ、有川先生の他作品もはやく文庫化してくださーい。

角川文庫
著/菅浩江
カバーイラスト/智内兄助

 

何を血迷ったかテスト期間中に衝動買いしてそのまま積み本にしていた一冊を一気に読みました(笑)
薄いし短編形式なのでさくっと読める感じです。表現が歌舞伎の題材や昔の衣装の知識を使っているので解りにくいけど、雰囲気だけでも楽しめました。

花に想いを託す人と、その魂を狙う美しい姉妹姫、それを防がんと活躍する美貌の青年……
妖しく美しい物語です。雰囲気にどっぷり漬かれます。

主人公の青年、青葉時実よりも、その配下(?)の五郎が私好みです!
いかつい鬼面(笑うと童に泣かれる)だけど心優しくちょっと女に弱いような……しかも気の強い女の子に弱いようです。いいなぁ。
というわけで「寒牡丹」はかなりお気に入り。

最後の「老松」もかなり良いです。老獪な姫君や鬼たる時実の調子さえ狂わせる無邪気なお婆ちゃん、最強。
お婆ちゃんっ子の私としては和歌子ちゃんにも感情移入できます。

全てを語り尽くさない、想像の余地を残す物語の終わり方がまたイイ。余韻の美って感じです。おすすめ!

電撃文庫
著/支倉凍砂
挿絵/文倉十


久々に電撃の新シリーズに手を出しました。
表紙と帯を見たときから気になってたんです。ミミ!

読んだ感想は、ホロ萌え!(語彙乏しいなぁ)
女郎っぽい口調がすごいカワイイです。老獪さと子供っぽさの同居が魅力。林檎を強請るところなんて、もういくらでも買ってあげちゃうよ!って感じ。
ロレンスもいいキャラしてます。

行商人の話なので、為替とか結構勉強になります。飽きずにぐんぐん読めたし、続きも買ってみようかしらん。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新CM
[09/19 BlogPetのウフコック]
[09/12 BlogPetのウフコック]
[07/08 BlogPetのウフコック]
[07/01 BlogPetのウフコック]
[06/24 BlogPetのウフコック]
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
光都
HP:
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
睡眠と読書
自己紹介:
怠惰を地で行く駄目学生。一人暮らしの気ままな日々に綴る妄想やら感想やら。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
忍者ブログ   [PR]